小豆島肥土山地区で行われる収穫祭で食べられていたポン菓子から発想して、どこにもないお菓子「瀬戸のしまポン」(ポンせんべい)を考案しました。
しまポンの「しま」は瀬戸内の島々のこと。瀬戸内の島々の素材を取り入れたバリエーションも広がり、食を通じて島と島をつないでいます。
瀬戸のしまポンの素材は、「米」と「オリーブオイル」と「塩」。
小豆島肥土山地区は隣り合った中山地区とともに農村歌舞伎の文化が息づく、里山ののどかな風景の中にあります。そこの棚田で作られた米を使っています。
その米を玄米のまま使うことで香ばしさを出しています。
オリーブオイルは日本でのオリーブ栽培の発祥の地である小豆島産のもの。
塩は香川県直島町で作られた天日塩をセレクトしています。
瀬戸内の島々の素材で味のバリエーションが広がっています。
子どもたちが安心して食べられるように食品添加物は使用していません。
しまポンは1枚ずつ手焼きで丁寧に作っています。
米(玄米)に小豆島産オリーブオイルと直島産の塩をあわせます。
オリーブオイルを入れることにより、味にコクが生まれます。
型にスプーン1杯のお米を入れます。
ここでイリコやエビをトッピングして味のバリエーションをつけています。
型にふたをして高温・高圧をかけてお米を膨らませます(瞬間高温高圧焼成法)。
およそ4~5秒で完成。お米がふっくらと膨らむように温度や加熱時間を調整しています。
高温・高圧で加熱することにより、お米はもちろん、イリコやエビも柔らかくなり、子どもからご年配の方まで食べやすいことが特徴です。
瀬戸のしまポンは砂糖などの甘さを加えていません。和・洋・中華・スイーツなどアレンジ次第で様々な食べ方を楽しめます。